昨年9月の紀伊半島豪雨災害で避難を余儀なくされている、旧県立五條高校跡地と大塔郷土館駐車場の建設されている応急仮設住宅等を視察いたしました。約5か月ぶりに被災をされた地域は、河川の流木の数が減っていたことや河川の水の色が以前に比べ澄んでんでいたこと、そして道路の復旧が進められていたことなどの変化が感じられましたが、避難をしておられる皆様の心の不安は深刻なものになってきていると感じました。
(旧県立五條高校跡地の応急仮設住宅)
応急仮設住宅では、避難をして、約半年が経過いたしますが、住民の皆様より「生活をしているという実感がない」「早く住んでいた家に戻りたい」「今後の生活が見通しが付かず希望が持てない」など多くの現状のお声をお聞かせいただきました。
今後の県政課題として大いに取り組んでいかなくてはならないと決意をして帰ってまいりました。
大塔町辻堂地区の崩落現場 大塔町宇井地区の深層崩壊の現場